気ままに、うぇぶ録 NEO

 F1の感想を中心にやってます。

2020年F1 新カレンダー 全17戦確定

2020年F1の新カレンダーに第14~17戦目の追加が発表され、全17戦となることが確定しました。

 

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噂されていたように、トルコグランプリが復活し、バーレーンでは2戦が行われ、〆はいつもどおりのアブダビ、そして、未確定だったベトナムと中国は正式に中止が確定ということですね。

 

 

第14戦  トルコグランプリ(イスタンブール・パーク・サーキット)

 

第15戦  バーレーングランプリ(バーレーン・インターナショナル・サーキット

 

第16戦  サヒールグランプリ(バーレーン・インターナショナル・サーキット/アウタートラック

 

第17戦  アブダビグランプリ(ヤス・マリーナ・サーキット

 

 

日程としては、もともとのブラジルの予定日にトルコ、

1週空けて、もともとのアブダビの予定日から12月の2週目まで、最後の3連戦として、バーレーンでの2戦と最終戦アブダビとなるので、

今はまだまだクソ暑い真夏だけど、最終戦を見るころには、(私の住んでいる地方では)もう、雪が降ってもおかしくない時期になってしまいます・・・

 

 

2011年以来の復活となるトルコは、確かに朗報なのですが、

あの当時は画期的なレイアウトだった8コーナーも、2017年以降の拡幅されたF1の車体なら、恐らく、誰でも普通に走れてしまうだろうから、意外とつまらないかも知れないですね?

 

 

で、結局、今年のF1は(規定からは外れているけど)世界選手権として成立することになるのでしょうか???

 

 

 

【追記】 8月28日

 

バーレーンでの2戦目、サヒールグランプリは、違うコースレイアウトであるショートトラックアウタートラック)が採用されることが発表されました。

 

F1-Gate.com:バーレーン・サーキットのアクタートラックを採用

 

 

 

【追記】

 

その後、フジテレビNEXTでは「サヒール」は「サクヒール」と表記されることになったようですね。

その方が原語での発音に近い、ということなのでしょうか?

 

 

 

2020年インディカー 第104回インディ500マイルレース

8月24日 朝

 

細かいことは抜きにして、とりあえず、速報だけ、

 

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佐藤琢磨、2度目のインディ500優勝、おめでとう!

 

 

参考:GAORAの生中継を見ていない方へ、

今回のインディ500は、本日8月24日、18時から、NHKのBS1でも放映されます。

 

 

追記:

GAORAの生中継の際に、スタート直前から2周目の途中まで国際映像が途切れるというアクシデントがあったため、肝心のスタート直後の場面が見れませんでした。

 

なので、とりあえず、その場面だけでも確認しようと、24日のNHKでの放映を見たのですが・・・

有ろう事か、NHKは、その国際映像が途切れた部分を別のシーンに差し替えて、偽りのスタート場面を放送してしまったのです!?

 

具体的には、最初のイエローコーション後の13周目のリスタート部分を使って差し替えを行っていたのですが、(そのリスタート部分は13周目にもう一回同じ映像を見ることになります、)

インディ500の特徴の一つである3列でのローリング・スタートが普通のシングルでのローリング・スタートになっているし、ポールのアンドレッティが4番手でディクソンが先頭でスタートという、とんでもない偽スタート場面を見せられるということになってしまいました。(NHKの解説陣も、その偽スタート場面に合わせて解説をしているという茶番です。)

 

もしかしたら、大元の国際映像自体に不備があって、正常な映像が存在しないのか、と思って、26日のGAORAの再放送も確認したら、何事も無く正常なスタート場面が途切れることなく放映されていたから、大元の映像が存在しない訳ではなく、単に生中継時に現地との通信に問題が生じただけだったということが判りました。

 

ってことは、NHKが使った映像の素材って、GAORAと同じ生中継時の国際映像で、修正版の正常な映像の入手が放送時間までに間に合わなかったから、苦肉の策で編集してしまったと?

GAORAの生中継でのトラブルを知らない視聴者なら、こんなお粗末な編集でも騙せるとでも思ったのでしょうか? 

 

これ、インディカーの映像供給元の許可を得た編集ならまだいいのだけど、NHKが勝手に編集したのならとんでもないことですよね!?

 

さて、真相はいかに? (NHKに問い合わせればいいことですが、面倒なのでやりません。)

 

 

追記:

9月12日に、NHKのBS1で、再度インディ500(編集版)の放映がありましたが、さすがに問題のスタート場面は正規の映像になっていました。

 

当然ながら、解説(実況)も正規の映像に合わせて差し替えられていたので、わざわざそのためにその部分の解説も再録したのですね・・・(苦笑)

 

 

 

2020年F1 予選モード禁止へ?(その後)

ベルギーグランプリからと言われていた予選モードの禁止が、1週間先のイタリアグランプリまで延期されることが正式に発表されたようです。

 

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私は、予選モードの禁止の施行自体がまだ未確定、という認識でいたのですが、

この記事に書かれていることは、予選モードの禁止は既に決定事項で、今回、その施行がイタリアグランプリからになることが正式に決まった、という意味で捉えていいのでしょうか?

 

 

予選モードの禁止というものの具体的な内容も、この記事には「予選とレースで単一のエンジンモードを使用しなければならないという制限」と書かれているので、どうやら、実際に行われるのは「予選と決勝でのICEモードの変更禁止」ということになるようですね?

 

つまり、この制限が施行されれば、予選と決勝では一つのICEモードしか使えず、モードの変更は一切出来ないことになると?

ってことは、ICEのモードには、スタート時からスタート直後に使われるローンチモードや、セーフティーカーやVSC時に使われる省燃費モードなどもあるはずですが、それらも一切使えないということになってしまうのでしょうか?

 

まあ、この件の技術指令の表題が「予選とレース間の調整範囲の縮小」だと書かれているようなので、一切使えなくなる訳ではなく、使えるものが制限されるだけだとは思うけど・・・

疑問符ばかりで、まだまだ具体的な内容はよく判りません。

 

他にも、ERS(MGU-K)の合法性の問題も出てきていて、それが予選モードの問題と何か関係があるものなのか?(予選モードはMGU-KではなくICEの問題のはず?)

私には判らないことばかりです。

 

注釈:もしかすると、この辺の話題は、金曜日のF1GPニュースでも取り上げられたのかも知れませんが、私は(もう過去のレース結果を振り返る必要性を感じないから)F1GPニュースの方は見ていないので、どうだったのか判りません。

もしなかったのなら、詳細は次のスパのフリー走行での解説待ちということですね

 

 

で、個人的に、一番問題だと思うのは、予選モードを禁止する理由ではないかと思うのですが、

 

そもそも、予選モードと言われてイメージするのは、ICEの耐久性(1基を使用出来る周回数のマイレージ)は度外視で、もちろん違法な手段は用いずに、最大限のパワーを引き出すモード、のことで、

実際、トト・ヴォルフも、予選モードを5周分使わなければ、その分、決勝で25周も余計に高いパフォーマンスのモードが使える、と言っています。

 

つまり、違法ではない予選モード(PUのパフォーマンスの余裕)を禁止することには、それを持たないPUを使う特定のチームを予選で有利にしたいという目的以外には、何ら論理的な理由がないように思える訳で、

まあ、その目論見が外れて、逆に、それを持っていたチームの方が決勝で有利になってしまうという結果になってしまうのかどうかは、また別の話として、

 

それに対するFIAの見解(言い訳?)も、今回の記事の中に書かれています。

 

それを私なりの解釈で要約すると、一つは、

 

モード切替が複雑すぎて、FIAには、それらが実際に使われている時に、その状態が技術規則に準拠しているかどうかを確認することが出来ないから。

 

ということのようで、

 

技術規則に準拠しているかどうかを証明するにも、メーカーが提出する技術的な情報ではなく、FIAが直接自分で査察して確認した事実でなければ合法性を保証する証拠にはならない、ということなので、

それを理由にするなら、FIAが何らかの方法で直接的に合法だと確認したモード(それを毎回全車について確認するつもりなのか?)以外のモードは予選でも決勝でも一切使えない、ということになってしまいますよね。

 

それと、もう一つは、

 

ドライバーは1人で援助なしに運転しなければならない、という規則があるから。

 

ということが書かれています。

 

これは、以前にも話題となり、一時期、無線でのドライバーへのアドバイスが禁止される、という事態に陥ったことはまだ記憶に新しいことだと思いますが、

それを言いだしたら、また、モード切替以外でもドライバーが行うすべての操作が制限の対象となってしまうような気がするのですが?

 

逆に言えば、それが理由なら、ドライバーが自分の判断でモードを切り替えるなら何の問題もない、ということになるのではないでしょうか?

 

 

まあ、FIAが、特定のチームを有利に(不利に)することが目的ではなく、それらが論理的な理由だというのなら、実際にその理由に矛盾しないようなやり方で「予選と決勝でのICEモードの変更禁止」を施行出来るのか、お手並み拝見といきましょう。

 

 

 

【追記】 8月25日

 

こちらの記事にもう少し具体的なことが書かれています。

 

F1-Gate.com:予選モードの禁止は規約の“抜け穴”を封じるための対策

 

どうやら、具体的に実施される内容は、インラップ、アウトラップ、セーフティーカー、VSC時を除いて、予選と決勝では単一のICEモードしか使用出来なくなる、ということでいいようですね。

 

細かいことを言えば、セーフティーカーやVSC明けに通常モードへ戻すのが遅れた場合(戻した時に既にグラーンフラッグになっていた場合)なども違反ということになってしまうはずですが、(省燃費モードから戻し遅れても誰も得はしないから、)そこまで厳密にやるのかどうかは疑問です。

 

それに、インラップとアウトラップが除外されている理由が判らないのですが、アンダーカットやオーバーカットのために、そこでハイパフォーマンス・モードを使ってタイムを稼ぐことはだけは許される、という意味なのかどうか(そういう使われ方を想定しているのかどうか)も疑問です。

 

で、この内容だと、トト・ヴォルフが言っていたような、予選モードを使わない分のICEのマイレージの余裕を決勝でのパフォーマンス・モードとして使う、ということも出来ない訳で、

メルセデスの優勢(フェルスタッペンの劣勢)という状況が見えたシーズンの途中から変更しようとしている点を考えても、

私には、これはやはり、フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)のためのメルセデス封じ、のようにしか思えないのですが・・・

 

 

 

2020年F1 ウィリアムズ売却へ・・・

ウィリアムズのチーム売却が正式に決まったようです。

 

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ウィリアムズというF1の伝統的なチーム名も存続されるし、チームの中身にも今のところは変更が無いので、当面の間は、これまでと何も違いはないのですが・・・

 

 

リーマン・ショック後に、ルノー(エンストンのチーム)が投資会社に身売りしたあとも、一時的には名前だけは「なんちゃってルノー」を名乗っていたけど、

すぐにロータスに改名し、その後はPUをメルセデスに変更して、再度ルノーに買収された時には完全にルノーとの縁が切れていた、という前例もありますからね・・・

 

まあ、ルノーといっても、エンストンのチームは、もともと1977年にターボエンジンを引っ提げてF1に参戦したオリジナルのルノーとは別のチームで、オリジナルのルノーと同時代から参戦していたトールマンを買収したベネトンのファクトリーに由来するチームだから、

ウィリアムズと同じくらいの老舗チームではありますが、個人的にはルノーというよりもベネトンという印象が強く、(アロンソが2連続タイトルを獲った頃はベネトン・カラーだったし、)

同一のチームが存続しているとは言い難い面もありますが、

 

ウィリアムズの場合は、マクラーレンと同様、F1のプライベーターの名門として、これまでずっと同一のチームとして存続していたことを考えると、やはり、残念というか、どこか寂しい(虚しい)感じがしてしまいます・・・

 

注釈:厳密にいえば、今のウィリアムズは1977年以降の2代目のウィリアムズということになりますが、買収ではないかたちで設立されたオリジナルのチームが今までそのまま継続していたという点は間違いではないはずです

ちなみに、1976年以前のウィリアムズの方は、あの有名な(ブラウンGPの初優勝の時に話題になった)デビュー・トゥ・ウィンを成し遂げたウォルター・ウルフの前身だったチームですが、ウィリアムズが独立して別チームを立ち上げたあと、ウォルター・ウルフとしては僅か3年でF1からは消滅してしまいました。

 

 

昨年も(あのBMWのワークス時代でさえもなくならなかった)ザウバーの名称がなくなってしまったのが残念だったのですが、

もはや、今のF1は、老舗のプライベーターだからといって生き残れるような時代ではない、ということなのですね・・・

 

本当のウィリアムズではない「なんちゃってウィリアムズ」の名前がいつまで生き残れるかは、買収先の投資会社がどれだけF1とウィリアムズに愛着と敬意を持っているか、ってことになってしまうのでしょうか???

 

 

【追記】 9月3日

 

F1-Gate.com:ウィリアムズF1、クレア・ウィリアムズの退任を発表…家族経営が終焉

 

これでもう、ウィリアムズの名前がいつF1から消えてもおかしくないですね・・・

 

 

 

2020年F1(新)第6戦 スペイングランプリ 雑記

2020年F1、新カレンダー第6戦、真夏のスペイングランプリの決勝、

 

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フェルスタッペンの暴力気質丸出しの無線がやたらと目立ったスペイングランプリでしたが、

前戦から(私が個人的に)問題視していたピレリタイヤの設定も正常な状態に戻ったことで、レース結果も元通りとなり、フェルスタッペンは(レッドブルは)やはりメルセデスには勝てないということになりました。

 

まあ、フェルスタッペンの一騎打ちの相手であるボッタスの方は、スタートでの出遅れもあったけど、第3スティントでのタイヤの選択を見ても、メルセデスに勝たせようとする気が無いのか、ここのところ負け続きだけど。

 

 

そんなボッタスの戦略は別として、

これで、F1関係者の方々も、タイヤの異常な内圧設定のような作為的なイレギュラーでもない限り、フェルスタッペンは(レッドブルの車体とホンダのPUの性能では)メルセデス勢に勝てないということが判っただろうから、

次は、本当にFIAが(何の論理的な理由も無いままに)メルセデスの予選モードを禁止して、意図的にフェルスタッペンが予選でポールを取れるようにする(ハミルトンとフェルスタッペンの一騎打ちになるように演出する)のかどうかが注目です。

 

 

なんだかんだで2020年のF1ヨーロッパ選手権も序盤(前半)戦が終わったことになりますが、

それにしても、シルバーアロー改め(ハミルトンに気を使った)ブラックアローや、紺色やピンクのチーム(今年の上位チーム)に全く応援したいと思うドライバーがいない私にとっては、今年のF1はクソつまらないだけで、

ヨーロッパラウンドのレース開始時間が以前よりも1時間10分遅くなっていることもあり、生中継を見ていても、レース終盤になると、早く寝たいから(結果は判ったから)もういいよ、って感じなんですよねぇ。

ほんと、スタードライバーが活躍する場のないF1は何を見て楽しめばいいのか判りません・・・

 

注釈:

私の言うスタードライバーというのは、単に恵まれた環境を与えられているだけで実力があると評価されているドライバーのことではなく、真の実力と万人から支持される人気、それと、批判されることのない人間性(モラル)を兼ね備えたドライバーのことです。

 

 

とりあえず、クソ暑い時期の2連続3連戦が終わり、3連続目の次の3連戦までF1は一週お休みなのですが、(次の3連戦もまだまだ暑いだろうけど、)

その間に、次週はクソ暑い真夏のインディ500を見ることになります・・・

 

追記:今年のインディ500はNHKのBS1でも放送するようですね。(生中継ではないけど。)