気ままに、うぇぶ録 NEO

 F1の感想を中心にやってます。

2019年 第103回 インディ500マイルレース 予選

2年ぶりにアロンソが参戦ということで注目していたのですが・・・

 

f1-gate.com

 

アロンソオーバルコースでの実力自体は、既に一昨年のインディ500で実証されてはいるけれど、

やはり、今のF1のチームがすぐに結果を出せるほど、インディ500は甘くはなかった、ということのようですね。

 

と、ちょっと回りくどい書き方をしているのは、

一昨年は、ホンダの力で、アンドレッティ・オートスポーツのシートをアロンソのために用意した(マクラーレンは名前だけの)ものでしたが、今年は、ホンダと手を切ったマクラーレンが自分たちのチームで参戦したもので、この結果は、アロンソ個人がどうの、という問題ではない、と思うからです。

 

私も、インディカーの関してはF1以上に素人なので、細かいことは判りませんが、

インディ500の予選は、基本的には、ワンメイクの車体で、100%全開での最高速の僅かな差を競うものだから、問題はチームのエンジニアの知識と経験によるセットアップ能力であり、今のF1チームの能力がそこには通用しなかった、ということだと思っています。

同じ車体で、予選ではホンダよりも有利だと言われていたシボレーのエンジンのアドバンテージも活かせず、コーナーを全開で走れないようなセットアップしか出来ない時点で結果は見えていた、という感じなのかも?

 

オースティンのCOTAで行われた今年のインディカー第2戦で、同じコースでインディカーは今のF1よりもラップタイムが13秒遅いという数字が明らかになった訳ですが、そういう問題ではなく、

確かに今のF1は技術的にはモータースポーツの最先端なのかも知れませんが、今のF1とインディカーでは、そもそもの競っているものの本質や、同じエンジニアでも要求されるものが違うということですよね。

 

 

今年のF1にはもう見るべきものが無くなってしまったので、モナコよりもインディ500の方に注目していたのですが、ちょっと残念な状況になってしまいました。

 

まあ、やり方が中途半端、と言われても仕方ないと思うので、

アロンソには、来年以降、しっかりとしたチームからインディカーにフル参戦したうえで、インディ500でも結果を出してもらいたいです。