J SPORTSは契約していないので、ネットの無料配信(フランス語?)で時折状況を確認していたのですが、トヨタとしては少し微妙な結果になってしまったようですね。
今回は、ほぼ確実に7号車が優勝すると思っていましたが、残り1時間の時点でチェックしたら8号車が逆転、
何があったのかと調べてみたら、2回連続でパンクとは・・・
結果、2年連続で8号車の優勝となり、シーズンのドライバーズタイトルも8号車に決りました。
変則的なシーズンとなった2018-19年のWECでは、既に昨年のル・マンで8号車組(一貴、アロンソ、ブエミ)は優勝していて、アロンソの世界3台レース制覇の一つもクリアしていたし、
両者の実力に特に違いがある訳ではないから、トヨタ的には、同一シーズン内2度目のル・マンは7号車組(可夢偉、コンウェイ、ロペス)の優勝でめでたしめでたし、という算段でいたのかも知れません。
WECのポイントシステムは詳しくは知りませんが、8号車組は今回のル・マンで優勝しなくても、上位で入賞すればドライバーズタイトルは獲れたはずで、
うがった見方はしない方がいいのかも知れませんが、同一クラスにライバルがいなくなったトヨタにとっては、その辺のサジ加減はどうにでもなる訳ですからね・・・
私としては、今のトヨタのLMP1-HYクラスがアウディやポルシェと比べたらどのくらいの実力なのか、今となっては、それが判らないことが残念です。
今後のWECのシーズン(秋から翌年の春まで)の詳細はまだ判りませんが、
2020-21年のシーズンから新設されるというハイパーカー規定にトヨタが参入を発表したので、そこでのアストンマーティン(レッドブル?)のヴァルキリーとのガチンコ勝負に期待したいです。
それと、今シーズン限りのWEC参戦だったアロンソの今後の活動が気になります。
当然、来年のインディ500は目指しているのだろうけど、今シーズン途中からのインディカーシリーズへのレギュラー参戦はしないのでしょうか?
マクラーレンはアロンソのF1復帰は考えていないようなコメントをしているので、素人の感覚では、今年のインディ500の結果を考えれば、本格的にインディカー参戦を考えるなら、とりあえず、早めにマクラーレンとは手を切った方が良いと思うのですが・・・
【追記】 7月6日
F1-Gate.com: フェルナンド・アロンソ、マクラーレンとの関係を解消
F1への復帰は、現実的にタイトル獲得を考えるなら、メルセデス以外はあり得ないとして、
インディカー(フル参戦?、インディ500のみ?)の方は、どこと契約するのでしょうか?
【追記】 7月7日
F1-Gate.com:マクラーレンとフェルナンド・アロンソ、関係解消との報道を否定
本人も否定しているということは、誤報だったようですが、現実的に考えて、インディ500はマクラーレンでは勝てないと思うのですが・・・
どうやら、次は、とりあえず、トヨタとダカール・ラリー参戦ということみたいですね?