気ままに、うぇぶ録 NEO

 F1の感想を中心にやってます。

2019年F1 第9戦 オーストリアグランプリ 予選

朗報です!

 

f1-gate.com

 

ようやく、ハミルトンにもペナルティが下りました。

 

注釈:その後、マグヌッセンがギヤBOX交換で5グリッド降格となったので、ハミルトンは実質2グリッド降格で4番グリッドとなりました。

 

ここ数戦で、もう、私がF1を見る目は完全におかしくなってしまい、

予選の結果などはどうでもよくて、気になっていたのはペナルティのことばかり、

また今回も(ペナルティが出るのはラッセルだけで)ハミルトンには出ないのでは?

と思っていたのですが、意外や意外、そうではありませんでした。

 

まあ、(先に起こった)ハミルトンの一件が審議対象になったのは、(あとに起こった)ラッセルの一件が審議対象になったあと、随分遅れてからだったので、もしかすると、FIAは、ラッセル一件が起こらなければ、そのままスルーするつもりだったのかも知れませんが???

 

 

ちなみに、素人の意見ですが、

 

ラッセルの一件は、自分のアタックに向けてギャップを作るために最終コーナー手前で減速していた車両が前に2台もいたから、致し方ない面があり、Q1で脱落したクビアトには申し訳ないけど、あれは、今の予選形式では仕方ない、トラフィックの一部だと思っています。

例えば、Q3の最後で、(手前でボッタスを抜いて)自分のペースでアタックに入ろうとしたルクレールも、最終コーナー手前で減速していたフェルスタッペンに邪魔されて、一旦仕切り直しているから、それも同じことなのではないかと。

ただ、これは両車ともアウトラップ中(コントロールライン通過前)の出来事だから、ペナルティの対象になるインシデントではないですが、

アタック中のクビアトを妨害したとしてラッセルにペナルティを下すなら、ラッセルがあの位置に居る原因となった、最終コーナーで減速していた他の2台にもペナルティを下すべきだと思うのですが・・・

まあ、それを言い出したら、今の予選形式そのものが成り立たなくなってしまうけど。

 

一方で、ハミルトンの方は、それとは全く違うピットアウト直後の3コーナー(旧2コーナー?)での出来事、

ライコネンの前でコースを横切っているのだからペナルティは当然なんですが、それでもすぐに審議対象にはならない、本当にハミルトンらしい、いやらしい動きでしたよね。

実際には、良識あるライコネンが指を立てるほどの危険行為なんだけど、減速もしているし、シレッと、行く場所がないからコースアウトしてみました的な動きで、自分の方がコースアウトしているのだから悪くないでしょ、と騙されそうになってしまうのはお見事ですよね。(これは完全に偏見。)

まだセッションの中盤で時間も残っていたから、ライコネンもそれ以上のアピールはしなかった(ハミルトンの動きはクソだけど、ショートサーキットでのトラフィック自体が仕方ないことは理解している)のかも知れないけど、恐らく、ラッセルの一件が審議対象になったあとで、アルファロメオが正式にFIAに提訴でもしたのでしょうか?

 

 

ここ数戦の出来事を通して、昔から(同じことをやっても)ハミルトンにだけはペナルティが出ないことに、改めて疑問を感じ、

このブログで何を言っても何の意味もないことは判っていても、繰り返し書き続けてきた私にとっては、今回のハミルトンへのペナルティは画期的な出来事です。

 

まあ、これで今年のF1の状況が変わる(面白くなる)かどうかはまた別の話ですが・・・

 

 

 

と、せっかく記事を起こしたので、それ以外のことも書いておくと、

 

ルクレールのポールは、正直、意外な結果でした。

フランスもオーストリアメルセデスに適したコースだと思っていたし、今のフェラーリはストレートの速さよりもダウンフォースが必要だと散々言われていますからね。

 

今回は、誰もが他車のトゥを狙ってギリギリまでコースインしない中で、最後のアタックの順番が、ハミルトン、フェルスタッペン、(ボッタスを抜いて前に出た)ルクレール、ボッタスの順となり、ハミルトンの前が遅いノリスだったことが影響したのかも知れません?

 

ハミルトンのペナルティの副産物で、棚ボタでフェルスタッペンがフロントローに繰り上がってしまったので、ルクレールは要注意、

っていうか、ルクレールとフェルスタッペンの直接の絡みは初めてだから、もし何か仕掛けられたときにルクレールがどういう対応をするか、ちょっと興味深いです。

 

 

あと、気になったのは、予選Q2でのベッテルのトラブルなのですが、現時点で情報は無し。

 

FIAを呼んで確認させる必要があり、壁を作って隠さなければいけないトラブルというのはいったい何だったのでしょうか?

 

その後の情報によると、

 

F1-Gate.com:セバスチャン・ベッテル、予選での問題はエンジンの空気圧供給ライン

 

とのこと。

 

注釈:空気圧供給ラインというのは、ニューマティックバルブの空気圧系統のことですね。

 

FIAを呼んだのは、破損の原因が、今回度々問題となっている、縁石(サーキット側の責任)であることを確認させ、あとで問題提議でもするつもりなのか?

修理作業を隠していたのは、単に、その近くにどうしても見せたくない重要な内部構造があったから、という感じなのでしょうか?