2019年F1 第12戦 ハンガリーグランプリ 雑記
もうすべてがフェルスタッペン中心になってしまった今のF1界ですが、
現実的には、そう簡単にF1関係者の方々の思惑通りの結果にはならないようで・・・
予選での初ポールポジション獲得から、レースのほぼ終盤までは予定通りの展開で、F1関係者の誰もがフェルスタッペンのポール・トゥ・ウィンという結果を期待し、
日本の解説陣の方々も、ハミルトンとフェルスタッペンはどっちが優秀なドライバーか?、という話題まで持ち出し、ロズベルグの見解まで交えながら、大いに盛り上がっていたのですが・・・
流れが変わったのは、残り21周でのハミルトンのタイヤ交換だった訳で、結局、レースの結果を決めたのは、どちらのドライバーが優秀か、ではなく、やはり今回も、ピレリタイヤの新しさだったということでした・・・
それが今のF1の現実なんですよ。
あのオーストリアでのフェルスタッペンの逆転劇の時も、ドライバーの実力ではなく、タイヤの状態の差でしかない、と書きましたが、今回も同じことで、
残りの周回数とタイヤの交換タイミング(タイヤの新しさ)さえ上手く合えば、それでレースの結果が決ってしまうだけのこと。
もちろん、ピレリタイヤを使いこなせるだけの車体性能があることが前提条件だけど。
何度も言いますが、今のF1が決勝で競っているのは、マシンの速さ(PUのパワー)でも、ドライバーの実力でもなく、単にピレリタイヤの使い方だってこと。
これで、F1関係者の方々も、タイヤの状態が劣っていて(相手にはDRSを使われ放題で)追われる側がいかに不利であり、例えそれが天下のフェルスタッペン様であっても、追われる側になったら、もはやドライバーの実力では何の防御も出来ない(フェルスタッペンだけが特別秀でたドライバーではない)ということが判ったはず。
これをキッカケに、特定のドライバーだけを異常に惹き立てようとすることや、タイヤの使い方だけを競っている今のF1の馬鹿げた現状に、少しでも疑問を感じてくれたならいいのですが・・・
まあ、今回の結果を見ても、F1関係者の方々から見れば、オーストリアはフェルスタッペンの実力であり、今回はタイヤの状態が悪かっただけ、っていう評価になるのだろうけど・・・
ということで、今回はここまでです。
パソコンの電源を入れているだけで部屋の温度が上がってしまうくらい暑いので、もう、気力が続きません。
何かあれば、また追記するってことで、あしからず・・・