2020年F1 序盤8戦の日程 正式発表
2020年のF1の改定後(調整後)の序盤8戦分の日程が正式に発表されました。
6月1日に発表されると言われていたので予定通りの発表ですね。
ぎゅうぎゅう詰めの日程になるのも、まあ、予想通りなのですが、
私が気になっていたのは、やはり、同一サーキットで2回レースを行うという反則技なんですよね。
F1の伝統を曲げること(同一カテゴリーの最高峰のレースがグランプリであり、一つの国でグランプリを名乗れるのは1レースだけ、という原則を曲げること)だけはやめて欲しい、というのが昔からのF1ファンの一人としての気持ちだったのですが、
どうやら、表向きの名称だけは、一応、原則通りにしてくれたようです。
リンク先の記事では原語表記(各国の言語での正式名称)なので、自分なりに列記してみると、
7月 5日 オーストリア・グランプリ (レッドブルリンク/ロレックス主催)
7月12日 シュタイアーマルク・グランプリ (レッドブルリンク/ピレリ主催)
7月19日 ハンガリー・グランプリ
8月 2日 イギリス・グランプリ (シルバーストン/ピレリ主催)
8月 9日 70周年記念・グランプリ (シルバーストン/エミレーツ主催)
8月16日 スペイン・グランプリ
8月30日 ベルギー・グランプリ
9月 6日 イタリア・グランプリ
ということでいいのかな?
同一サーキットでの2レースは、同一グランプリのレース1.レース2ではなく、日程もそれぞれ(フリー走行も含め?)3日間あり、別名称の別グランプリという扱いになるみたいですが、
シュタイアーマルクはレッドブルリンクのある州の名称だし、シルバーストンの方には地名すら使わずに70周年記念と名づけるのはちょっと強引過ぎるように感じます。
同一国内でも別サーキットでの開催なら、どちらか一方に、ヨーロッパ・グランプリというような地域の名称や、隣国の名称も使えるのかも知れませんが、こんな暫定開催のようなレースでは隣国の名称を借りる訳にもいかない(貸してくれるはずもない)ので、苦肉の策ということですね。
注釈:
私は東欧の歴史には詳しくないですが、シュタイアーマルクはかつて存在した公国の名称だったので、そういう意味で国名の代わりとして使ったのかも知れませんね。
余談ですが、
個人的には、シルバーストンで2回グランプリをやるのなら、一方は追加されたインフィールドセクションを使わない旧レイアウト(高速レイアウト)でやったらいいのに、って思っていたのですが、
旧ホームストレートのピット設備も残っていて、物理的なレイアウト自体は使えても、距離が変われば周回数も変わるし、細かい調整が面倒ですからねぇ・・・
レッドブルリンクの方は、現状では、旧エステルライヒリンクの高速レイアウトは復元出来ないし・・・
昔からのF1ファンの戯言です。
この日程でも直前のキャンセルが考えられるのか、という点に関しては、
もはや、日本も含めた世界各国が、経済面でのダメージを考えて、新型コロナの感染防止は半分あきらめた(楽観視している?)かのようにも感じる状況であり、
恐らく、今回こそは何が何でも強行するのでは、と個人的には感じています。(当然、それなりの感染防止対策はとっているので。)
本当にそれでいいのか(大丈夫なのか)、私には判りませんが・・・
余程状況が大きく変わらなければ、7月からフジテレビNEXTを再契約しても無駄になることは無いのかも知れませんね?
これも余談ですが、
6月から開催される予定のインディカーは、
6月第1週(日本時間で今週の日曜の朝)のテキサスは、今のところ、予定どおりに開催される見込みのようですが、
6月中に開催予定だったそのあとの2戦分は、また延期と中止が決まったようで、結局、6月に開催されるのは1戦だけということになったようです。
開幕戦となるテキサス300はオーバルコースだから、私はにどうしても観たいという気持ちも無く、その1戦のためだけに6月からGAORAを再契約するのは見送りました。
こんな状況だからこそ、無駄な視聴料の出費は極力抑えたいので。
【追記】 6月3日
F1-Gate.com
F1代表 「ドライバーに新型コロナ感染者が出てもレースは中止しない」
開催する側はそれでいいのかも知れませんが、一部のチームが欠けた状態でそれを世界選手権として強行しても、見ている側には納得出来ない人も多いような気がするのですが?
それに、もし仮に、フェルスタッペンが感染して(レッドブルが)欠場することになったとしても、同じことを言っていられるのでしょうか?
そもそも、ここまでして今年のレースを強行するのは誰のためか、って話ですからね。
レッドブルリンクでフェルスタッペンが欠場することになったら、レッドブルがそのまま開催を許すはずもなく、絶対に中止(開幕再延期)にするだろ、っての。